探偵は、依頼者から依頼されたことを調査する人です。
探偵は、私立探偵とも呼ばれています。
調査する際、秘密に行われることがほとんどになります。
2008年末の時点で、探偵業者は、4439件登録されています。
また、調査する内容が、秘密のことが多い仕事で、人権の問題も関わってきますので、2007年6月に「探偵業法」が施行されました。
この「探偵業法」には、「人の生活を壊したり、権利や利益を侵害してはいけない」ことが書かれており、依頼者に「調査利用目的確認書」を記載してもらわなければいけないことになっています。
この「調査利用目的確認書」には、犯罪行為や違法行為に用いないということが書かれています。
「探偵業法」には、他には、依頼者とのトラブルを避けるため、依頼者に重要事項の説明や、契約書をきちんと書面に表すことを義務付けることが書かれています。
一番大切な守秘義務についてももちろん記載されています。
探偵は、警察のように特別な権限は持っていません。
ですから、武器や拳銃の所持は認められていません。
もし、調査中に危険が及ぶようなことがあっても、身を守ってくれる法律は正当防衛や緊急避難など、一般人と同じになります。
アメリカでは、探偵は州によって異なりますが、銃の所持を認められる免許制度があります。
カルフォルニア州では、試験を受け、実務経験がないと開業することができません。
アメリカで一番有名な探偵社は「ピンカートン探偵社」になります。